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「高島暦出版株式会社」は創業者である岩月英男が戦後間もない東京の地で昭和２３年（1948年）に「双英書房」として創業したことに始まります。双英書房の記念すべき第一刊行物は、創業者の岩月英男が盟友である太宰治に頼み込んだ『パンドラの匣（はこ）改訂版』であります。当初は文学書の発行が中心でしたが、宮内省・伊勢神宮が独占してきた暦出版業が戦後になって民間にも開放されました。これを機に「高島暦出版」の看板を掲げ「暦」を専門とする出版社として商いをしていくことになり現在に至ります。
弊社の「神正館 高島暦」は日々の暮らしに役立つように編集にあたっております。特に「長寿祝」と「結婚記念日」のコーナーは他の商品にくらべ充実したものになっております。また、「季節のことば」（時候の挨拶）や「誕生石」、「農事」などの情報も掲載しております。簡潔でわかりやすい表現でことわざなどを組み入れた文章作りに努め、内容も専門的用語は避け、一般の方でも読みやすい小冊子になっております。
＊当高島暦は「占い的事項」や「迷信的事項」を極力避けた編集内容にしております。 ＊当社は「高島易断」とは関係ございません。
B6判／中綴じ／表紙2色刷／本文1色刷32頁
裏表紙下部への名入れ、オリジナル表紙制作も承ります
この度、1948年に創業し70年以上続いて参りました高島暦出版社を2021年4月より引き継ぐことになりました。株式会社加藤文明社は、高島暦出版社と50年以上のお取引があり、「この国の、モノづくりと人づくりを支え続ける」を企業理念（パーパス）としております。前経営陣より事業の継続と更なる繁栄を期待され、同社を譲受することになりました。
創業理念である「暦を通じて、生活に律動と潤いを」をこれからも守りながら、事業ノウハウやスタッフもそのまま引き継ぎ運営致します。ご関係の皆様には引き続きご愛好のほどよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 加藤文男
| 1948年（昭和23年） | 創業者 岩月英男が「双英書房」として創業、初の刊行物として創業者の盟友であった太宰治に依頼し『パンドラの匣（はこ）』改訂版を刊行する |
|---|---|
| 1987年（昭和62年） | 高島暦出版株式会社に改組 |
| 1989年（平成元年） | 岩月菊男が2代目社長に就任 |
| 2003年（平成15年） | 岩月宏史が3代目社長に就任 |
| 2021年（令和３年） | 株式会社加藤文明社のグループ企業として千代田区神田三崎町に移転 加藤文男が4代目社長、岩月宏史が顧問に就任 |
